雨宿り



バケツをひっくり返したような大雨の中、桐山とは桐山ファミリーの秘密アジトを目指して走っていた。
今日は天気予報で降水確率が10%だったにも拘らず、突然大粒の雨が降り出したのだ。
学校からの帰り道、肩を並べて歩いていた桐山とは、最初はにわか雨だろうと適当な場所で雨宿りしていたのだが、
雨は止むどころか激しくなる一方だった。
雨宿りしている場所からは桐山やの家よりもアジトの方が近かったので、そこに場所を移して雨宿りしようという事になり、
傘を持っていない二人は頭の上に鞄をかざして全力疾走した。
「キャッ!?」
、どうした?」
自分の後ろを走っていたの小さな悲鳴と、バシャッという水音が聞こえ、桐山が振り向く。
「イタタ…転んじゃった。うわ、制服ビショビショ…最悪」
運悪く、転んだ拍子に水溜りの上に倒れてしまい、は全身泥水塗れになってしまった。
「大丈夫か?」
桐山はに駆け寄り、手を掴んでゆっくりと立ち上がらせる。
「大丈夫だけど、制服が泥だらけ…」
「染みにならない内に早くアジトに行って洗おう。、走れるか?」
「うん、早く行こう。全身ビショビショで気持ち悪いし」
そう言っては再び桐山と共にアジトを目指して走り出した。
路地裏を抜けて、小さな二階建てのビルに辿り着く。
そこは昔どこかの会社が事務所として使っていたビルで、一階は車庫になっている(当然車は置いていない)。
元の持ち主はどうやら夜逃げしたようで、ちょっとした家具などはそのまま残されていた。
トイレや泊り込みした社員の為のシャワールームや仮眠室もあったので、アジトにするにはもってこいの物件だった。
問題だった水道・電気・ガスは桐山が裏でいろいろ手を回してくれたようで、ちゃんと使えるようになっている。
自宅と同等の設備があり、しかも居心地がいいので、よくファミリーの面々はここに入り浸っていた。
も桐山と付き合うようになって、ファミリーの皆とも仲良くなってからはアジトに出入りさせて貰える様になったので、
何度かここに訪れた事があった。
桐山はドアの鍵を開けて、先にを中に入れる。
「っくしょ!!」
「大丈夫か? 早くシャワーを浴びた方がいい。風邪を引いてしまうよ」
のくしゃみを聞いて、桐山が少し心配そうな顔で覗き込む。
「うん…でも和雄だってずぶ濡れじゃない。和雄が先にシャワー浴びなよ。私は大丈夫だから。これくらいで風邪なんか引かな…
は…は…ぷしゅんっ!!」
「いや、ダメだ。が先に入れ」
「でも…何か悪いなぁ…」
桐山に連れられシャワールームの前に来ても、まだは先に入る事を躊躇っているようだった。
そんなを見て何か考え事をしていた桐山は解決策を思い付き、それを口にした。
「それなら一緒に入ろう。そうすれば二人共すぐに温まる事が出来る」
「えっ!? でも、そんなの恥ずかしいよ…それに、誰か来ちゃったらどうするの?」
がどうして恥ずかしいのかよく分からないが…他の奴なら大丈夫だ。充と笹川と黒長は三人で笹川の家に泊まって
何かビデオを見ると言っていたし、月岡は今日は店の手伝いがあるからと急いで帰った。だから今日は誰もここには来ないよ」
「それならいいんだけど…でも、やっぱり何だか恥ずかしいなぁ…」
「裸はお互い見慣れていると思ったが」
「そうだけど…」
「早くしないと本当に風邪を引くぞ」
そう言って桐山は先に濡れた制服を脱ぎ始めた。
の目の前だというのに、何の躊躇いもなく次々と服を脱いでいき、あっという間に全裸になってしまう。
このままだと桐山の言う通り風邪を引いてしまいそうだったし、桐山が全裸のままシャワールームに入らず自分が服を脱ぐのを
待っていたので、は仕方なく服を脱ぎ始めた。
「あ、和雄は先に入っててよ。そんなカッコでここにいたら風邪引いちゃうよ。服脱いだらちゃんと行くから。ね?」
「分かった」
桐山は頷くとシャワールームに姿を消した。
「エッチは何度もしてるから裸は見慣れてるけど…一緒にお風呂入るのは初めてだから、何か緊張しちゃうな…」
そう呟きながらは残りの服を脱いだ。
「それに、エッチする時は電気消すから暗くてあんまり見えないけど、ここは電気ついてて明るいからバッチリ見えちゃうよ」
全部服を脱いで全裸になった後も、しばらく決心がつかずドアの前でウロウロしていたが、寒さに耐えられなくなってきた事もあり、
覚悟を決めてシャワールームのドアを開けた。
中を覗くと、桐山は先にシャワーを浴びて自分の体を温めていた。
湯気でオールバックにしていた髪が少し崩れ、下りた前髪に水滴がついて光っている。
桐山のその姿に、は思わずぼーっと見とれてしまった。
、何してるんだ。早くこっちに来い」
ドアの隙間から中を覗いていたに気付き、桐山が声をかける。
「う、うん…今行くね」
中に入り、両腕で胸を隠しながら桐山の傍まで行く。
桐山は手にしていたシャワーをの体にかけてあげた。
「熱くないか?」
「うん、ちょうどいいよ。ありがとう…」
シャワーを体にかけて貰っている間、目のやり場に困ってしまったは出来るだけ桐山の腰から上に視線を向けて体が温まるのを
待った。
シャワーをかけて貰っているだけなのに、心臓が破裂しそうなくらいドキドキしている。
そんなの心の中を知ってか知らずか、桐山がそっとの肩に触れた。
肩に触られただけなのに、はピクンと跳ねて過剰な反応を見せる。
「どうした?」
「あ…な、何でもないよっ!」
「そうか…」
桐山はを後ろ向きにさせると、今度は背中にシャワーをかけ始めた。
向きを変える時、はチラリと桐山の股間を盗み見た。
そこは褐色のナマコのようなペニスがだらんと垂れ下がっていた。
桐山がその気になっているのではないかと疑っていたは、それを見て自分の考えていた事を恥ずかしく思った。
それと同時に、桐山が無反応なのが少し悲しかった。
恋人と一緒に風呂に入っているのに、何故興奮したりしないのだろう。
自分は触れられただけで体に電気が走ったみたいに感じてしまったのに。
桐山があまりにも無反応なので、興奮してしまっている自分が恥ずかしくもあった。
桐山はの気も知らず、シャワーをかけながら背中や肩を手の平で優しく撫でている。
の体が完全に温まると、桐山はシャワーの湯を止めた。
、少し待っていろ」
「え? う、うん…」
恥ずかしいので早く出ようと思っていただったが、桐山に言われその場で立ち尽くしていた。
桐山はスポンジにボディソープをつけて泡立てている。
「さっき転んだ時に体中泥だらけになってしまっただろう? 洗ってやる」
そう言っての背中をスポンジで優しく擦り始めた。
「体だったら自分で洗うからいいよ」
「でも、背中とか洗い辛いだろう。じっとしていろ」
「うん…ありがとう」
弱過ぎず、強過ぎず、桐山の洗い方はとても心地良かった。
背中を洗い終えた桐山は、おしりの方へと手を伸ばす。
「やっ…」
「ん?」
「そこ、何かくすぐったいよ…」
「普通に洗っているだけだが…」
「そう? 私、おしり弱いのかなぁ…ん…」
背中を洗っていた時とまるで違う、ゆっくりと撫で回すような手の動きに、最初はくすぐったいと感じていただったが、
段々と愛撫されているような気分になってくる。
体の中心部が熱く疼き始めた事に気付かれぬように、口を堅く閉ざして声を漏らさぬようにした。
桐山はを自分の方へ向かせると、今度は肩や鎖骨辺りを洗い始めた。
おしりを洗っていた時のいやらしい動きは少しも感じられない。
それでも、興奮し始めているはおしりを洗われている時と同じくらい感じてしまっていた。
、手を退けてくれないか? 胸を洗いたいんだが…」
「あ…うん」
桐山に言われ、両手を下げて隠していた胸を曝け出す。
しかし、はすぐにまた両手で胸を隠してしまった。
丸い膨らみの先端にある桜色の実がピンと勃ってしまっていたのだ。

体洗って貰ってただけなのに乳首勃っちゃったなんて和雄に知られたら、厭らしい女だって思われちゃう…
私がエッチな気分になってた事、和雄にバレちゃう…

困った顔で必死に胸を隠すを見て、桐山は少し首を傾げた。
「そのままだと洗えないんだが…」
「この後は自分で洗うからいいよ。前なら自分で洗えるから…ね?」
「遠慮するな」
「あ…」
桐山は胸を隠しているの両腕を掴むと、強引に胸の上から退かさせる。
そして左の膨らみをスポンジでそっと撫でた。
「んっ…」
表情を見る限りでは、勃起したの胸の突起を目にしても桐山は何も感じていないようだった。
しかし、手の動きはおしりを洗っている時と同じ、ゆっくりと撫で回すようなものだった。
丸みに沿ってスッとスポンジを滑らせる。
口を堅く閉ざしている分鼻息が荒くなってしまい、はますます焦ってしまう。
スポンジ越しなのに桐山の手の平で直に触れられているようで、の体温は上がっていく一方だった。
触れてみなくても、体の奥からトロトロと薄めた糊のような粘液が溢れ出て、スリットの奥の花弁を潤わせているのが分かる。
「ひゃうっ! やぁ…ん…」
スポンジの角で胸の突起をクリクリと弄られると、は溜まらず声をあげた。
慌てて両手で口を塞ぐが、嬌声は既に桐山に聞かれている。
が恥ずかしくて桐山の顔を見れないでいると、桐山の手は下腹部へと移動していった。
おへその周辺や下腹を適当にスポンジで擦ると、桐山はスポンジを床に投げ捨て、先程から熱く疼いている部分を隠すように
ぴったりと閉じているのスリットに直接指で触れた。
「ダ、ダメッ!」
スリットに触れられ、は慌てて後退るが、すぐ後ろが壁だったので思っていたよりも桐山との距離を離す事は出来なかった。
が後退った分、桐山は一歩踏み出して二人の間の距離を詰める。
そして、壁に背をつけて逃げ場のなくなったのスリットにもう一度触れた。
「ソコは…ダメだよぉ…」
「ここは女性の体で一番大事な場所だから、丁寧に洗わないといけないんじゃないかな」
そう言いながら、桐山は既に愛液でヌルヌルになっているのスリットを指先でそっと撫でた。
何度か撫でた後、二本の指で開きかけてきたスリットをパカッと開くと、その内側に指を滑り込ませる。
「あっ…ダメ…ホントにダメなんだから、そんなトコ…や…ゥンッ!」
すぐに膣内に指を挿入せず、小陰唇を指の腹で擦るように愛撫した。
外側ばかりを愛撫され、の下の口は桐山の指が早く欲しくてダラダラと涎を垂らしている。
小陰唇を気の済むまで愛撫した桐山は、そのままにゅるっと指を膣内に滑り込ませた。
「これならもう一本挿れても大丈夫そうだな…」
の潤い具合を確かめてから、桐山は膣内にもう一本指を追加した。
の中で桐山の白くて細い二本の指が不規則に動く。
桐山の指が動く度にちゅくちゅくと厭らしい音が狭いシャワールームの中で反響していた。
「体を洗っていただけなのに…凄いな」
あまりのの濡れ具合に、桐山がポツリと呟く。
「だって…和雄の洗い方、何かエッチなんだもん。特におしりと胸の時…」
「でも、あれだけでこんなになるものなのかな?」
桐山はの中から指を抜くと、それを目の前に持ってきてじーっと見つめる。
挿入していた二本の指を開くと、まるで素手で卵白を掴んだかの様にねっとりと愛液が糸を引いていた。
「ヤダッ! そんなの見せないでよ!!」
糸引くくらい濡れていた事実を突きつけられ、は顔を真っ赤にして叫んだ。
「か、和雄だって…私と同じじゃない!」
「うっ…」
いきなりにガシッとペニスを掴まれ、桐山は小さく呻いた。
「和雄だって…私の体洗ってただけなのに、こんなにおっきくして…和雄だってエッチじゃない。私ばっかりエッチなんじゃないもん…」
「最初はが風邪を引かないか心配で、厭らしい事は少しも考えていなかったんだ。でも、の体が温まって安心して、
おしりを洗っている時にの出した声を聞いたら、何だか妙な気分になってこんなになってしまったんだ」
「そうなんだ…最初萎えてたのは、私の体心配してくれてたからなんだ…ありがとう、和雄」
がニッコリ微笑んでそう言うと、桐山の表情も自然と柔らかいものになる。
「あ、あのね…和雄が私の大事なトコいっぱい洗ってくれたから、今度は私が和雄の大事なトコ、いっぱい洗ってあげる…」
「ああ…頼む」
恥ずかしそうに言うに、桐山は優しい声で言った。
強めにペニスを握っていた手を一旦離し、親指と中指で輪っかを作ると、それで根元から先端を扱くように動かした。
20cmはあろう桐山のペニスに、指で作った輪っかを何度も何度も往復させる。
桐山の息が荒くなってくると、先端の切れ込みからじわりと先走りが滲み出てきた。
扱くのを止めて、ぷくりと透明の液を滲ませている切れ込みを指先で弄ると、桐山は少しだが頬を染めて体を震わせる。
「あ…あぁ…、凄くいいよ…」
自分の手で感じる桐山をもっと見たくて、ぬめりを帯びた指で先端の括れをツツーッとなぞったり、親指の腹で先端の裏側を刺激して
あげると、桐山は切なげな声をあげていい反応を見せた。
普段は気が狂うかと思う程自分をメチャクチャに突き立てる獣が、今は可愛いペットの様に思えては手の中のそれを
たっぷりと愛でてあげた。
!」
「キャッ!?」
このまま手でイカせてしまおうかと考えていた矢先、の体は突然壁に押し付けられた。
「か、和雄?」
驚いて顔を上げると、桐山が自分の体を押さえながらハァハァと荒く息を吐いている。
「どうしたの? 痛かった?」
強くしたつもりはないんだけど、と思いつつ桐山に尋ねる。
しかし、桐山は何も言わずの左足を掴みグイッと持ち上げた。
「やっ…な、何!?」
片足を高く持ち上げられ、興奮のあまり淫毛が逆立っていた所為で、の秘部は桐山から丸見えだった。
桐山はそれを見てゴクリと唾を飲み込むと、に体を密着させて先端を膣口に当てがった。
「え? え? ここでするの? ダメだよ!」
「どうしてダメなんだ? 俺はもう我慢出来ない」
「だって…他の友達も使う場所でこんな事…」
ここまでしておいて何を今更、と突っ込まれそうだったが、ファミリーの皆が使う場所でこれ以上の事をするのが、
には躊躇われた。
にとって、このアジトでセックスをするのは友達の部屋を借りてセックスするのと同じ事に思えているのだ。
は我慢出来るのか? こんなに熱くなっているのに…」
の気持ちとは裏腹に、体は桐山のペニスを早く欲しがっていた。
桐山がペニスの先端で円を描くように膣口を刺激すると、そこはヒクヒクと痙攣し、新たな液を滴らせた。
「や…意地悪しないで…欲しくなっちゃう…」
「意地悪はしていない。セックスを拒んでいるのはだろう?」
今度は先っぽ1cmくらいだけをちゅぷちゅぷと出し入れする。
桐山はの口からどうして欲しいのか言わせるつもりらしい。
ワザと控えめな刺激を与えてを煽る。
「………いいの?」
「何がだい?」
「ここでエッチな事、してもいいの? 皆も使うトコで、エッチしてもいいの?」
「皆の事を気にしているのか? が気にする事はない。あいつらだってここでアダルトビデオを見たり女を連れ込んだり、
いろいろやっている」
「私…いっぱいいっぱい感じちゃっていいの?」
息も絶え絶えに言いながら、目を潤ませて桐山を上目遣いで見つめる
考えるより先に桐山はを強く抱き締めていた。
そして、耳元で掠れたような声で囁いた。
「構わないよ」
桐山のこの一言が、の中の理性の糸をぷつり、と切った。
「欲しいの…欲しいの…お願い、和雄…」
縋りつくような目で桐山を見つめながら、自分の欲望を曝け出す。
「これが欲しいのかい?」
の下腹にペニスを擦り付けながら、桐山は確認するようにに尋ねた。
「うん、欲しいのぉ…それ、早く欲しいよぅ」
「分かった…」
涙目になっているの目尻にちゅ、と軽くキスをすると、桐山は先程のようにの背を壁に凭れさせ、片足を持ち上げて
割れた果実のような秘部を露出させる。
今度は焦らさず一気に奥まで貫いた。
が言葉にならない悲鳴を上げる。
「俺も…早くの中に入りたかった」
挿入された時の快感に体を震わせるを見つめながら、柔らかい表情で桐山は言った。
それを見て、は嬉しそうに桐山に微笑み返す。
この後は、二人共ケダモノのようにお互いを求め合った。
下方の口で繋がるだけでは満足出来ず、唇を吸い、舌を絡ませてより深く繋がろうとする。
ぬちゅぬちゅと上下から漏れ聞こえる恥音がその激しさを物語っていた。
しかし、お互いを貪るのに無我夢中になっている二人の耳にはその音は届いていなかった。
「んっ…ふぅ…かず…お…」
「は…あっ…熱い…の中、凄く熱いな…」
額に汗を滲ませ、上気した顔で桐山がうわ言のように呟く。
「だって…ぁん…和雄に触れられるだけですごく感じちゃう…ひゃう…あ…や…溶けちゃいそうなくらい体が…熱くなっちゃう…」
下から桐山に突き上げられる度に、ぐねぐねと体を捩じらせはしたない声を上げる。
桐山も熱い粘着質な肉壁にキュウキュウと自分自身を締め付けられ、僅かに聞き取れるくらいの声を漏らしていた。
「ヤダ、ヤダヤダ…おかしくなっちゃう! 頭ん中グチャグチャになっちゃう!!」
とてつもない快楽の波が押し寄せてきて、流されないように必死に桐山にしがみつく
そんなを優しい目で見つめながら、桐山は何度も頭を撫でてあげた。
腰はと共に達するべく、更に激しく動かす。
「あ〜! ダメェ、それダメェ!! イッちゃう! アァッ…やぁーん…イク! イッちゃうぅ!! あぁぁぁっ!!」
一際大きな声を張り上げて叫ぶと、は桐山の腕の中で全身ビクビクと痙攣させながら絶頂に達した。
っ…っく…うぅっ!!」
が達するのを見届けた桐山は、腕の中で震える愛しい恋人を強く抱き締め、自分を締め付けて離そうとしない肉洞の奥に
己の欲望を解き放った。
みるみる内に狭穴が桐山の雄の精で満たされていく。
膣内に収まりきらかなかった熱い液は重力に従って逆流し、の震える内股に何本も何本も白い筋を作っていた。

後始末をして体を洗い直した桐山は、アジトに泊まった時の為に置いてあった替えの白いシャツをに手渡し、
自分ももう一枚あった替えのシャツを羽織った。
そして、が着替えに行っている間に泥水で汚れてしまった制服をさっと水洗いしてハンガーに吊るす。
は濡れた髪を乾かしているのか、洗面所からドライヤーの音が聞こえてきた。
まだ少しだるい体をソファーに横たえて目を閉じていると、しばらくしてが近付いてくる足音が聞こえ、桐山は体を起こした。
「あ、和雄。やっぱり和雄のシャツだとちょっとおっきいね」
素肌の上にぶかぶかの白いシャツを羽織って少し恥ずかしそうにしている
蛍光灯に照らされたシャツが透けて、薄らと体のラインを浮かび上がらせていた。
気が付くと、桐山はの手を引っ張りその体を抱き寄せていた。
「和雄?」
桐山の上に乗るような体勢になり、は顔を赤くして狼狽えている。
「服が乾くまでまだ時間がある」
「和雄のエッチ…さっきしたばっかりじゃない」
「もう1回したい」
「しょうがないなぁ…その代わり、ベッドのある部屋でしよ。ソファー汚しちゃったらマズいし…きゃっ!?」
桐山はくるっとと自分の体を回転させ、今度はがソファーに横たわる体勢になる。
「そっちの部屋に行くまで待てない」
「え…だってすぐそこじゃない」
「すぐそこでも待てない」
まるで甘えるように、桐山はの胸に顔を埋めた。
「もう…ホント、和雄は我慢が足りないんだから」
はくすくす笑いながら、じっと自分を見上げる桐山の頭をそっと撫でた。

結局二人は服が乾くまでもう一戦交えるどころか、アジトに泊まって一晩一緒に過ごした。
次の日の授業中、寝不足の所為か二人は揃って居眠りをして先生に酷く怒られたのであった…

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小説版桐山の裏夢で前にも風呂ネタ書いたんですが、今回もまた風呂ネタでスミマセン(汗)
でも、今回は前回と違って「ボスが体を洗ってくれる」というオイシイシチュエーションが入っているので、これはこれで
楽しんでいただけたら嬉しいです。
裏夢の風呂ネタというと「手に石鹸をつけて、直接手で洗う」というネタがよくありますが、今回それにしなかったのは、
最初はボスも主人公もエッチ目的で一緒に風呂に入ったからではないからです。

この話で桐山ファミリーのアジトについて少し細かく書いてみました。
この設定が、夢小説だけでなく健全・やおいの時も共通で私が考えているアジトの設定です。
何かムリがある部分もあるかもしれないけど…(苦笑)
アジトの設定を詳しく書いたのと、主人公が最初抵抗していた所為で話が長くなってしまいました。
結局最後はヤッちゃってるんだし、風呂から出た後もソファーやベッドのある部屋で一晩中お盛んだった、というオチにしちゃったから、
ますます最初に主人公が抵抗していた意味がなくなってしまったですね(汗)
主人公が壁に押し付けられて半ばムリヤリ…な感じにしたかったのが、うまく纏められなくて玉砕してます。
途中主人公がちょっと逆ギレしてるのは、うまく纏められなかった私の心の叫びが反映されてしまったのかもしれないです(苦笑)



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