「、お茶淹れてくるけど何がいい?」
「あ、ミルクティーがいい。お砂糖2つね」
「ハイハイ。相変わらず甘党だな」
そう言うと、竜平は苦笑いしながら部屋を出て行った。
竜平の部屋に一人取り残されたは、落ち着かないのか部屋の中をキョロキョロと見回した。
竜平とは付き合い始めてからまだ一ヶ月しか経っておらず、男性と付き合うのはこれが初めてなにとって、
男の部屋を訪れるというのは慣れない事だった。
ふと視線をベッドの下に移すと、何か落ちているのが見える。
は手を伸ばして落ちている物をベッドの下から引き摺り出した。
「あ…」
ベッドの下、という事で何となく予想はついていたが、が手にした物はエッチな雑誌だった。
「やっぱり、竜平ってこういうの読んでるんだ…」
何となくパラパラと雑誌を捲り、その内容に赤面してしまう。
二人はまだキス(しかも触れるだけの)止まりの関係だった。
こういう事に興味がない訳ではないけれど、未知の体験への恐怖心と、竜平の今までの女グセの悪さから、
体を許したらすぐに捨てられてしまうのではないかという猜疑心から、今一歩踏み出せずにいるのだ。
自分と付き合う事になってから、他の女性との関係はスッパリ切ったと言うし、あの竜平が少しも手を出す素振りを見せないので、
自分の事を大事にしてくれていると信じてはいるのだが、やはり心の奥底では不安でいっぱいだった。
「竜平…ホントは私としたいって思ってるのかな。男だもんね。そう思ってるよね。私だって…ちょっとは興味あるけど…」
ドキドキしながら男女が絡み合っている写真を見ていると、足音が近付いてくるのに気付いた。
「お待たせ〜」
竜平が部屋に入ってくるのと同時に、は雑誌をベッドの下に放り投げた。
「はい、ミルクティー。ちゃんと砂糖2つ入れといたからな」
「あ、ありがとっ」
一瞬、自分がエッチな雑誌を読んでいる事に気付かれたかと思い焦っただったが、
竜平が何も言ってこないので内心ホッとしていた。
ミルクティーの入ったカップを受け取り、それを口に運ぶ。
まだ心臓がドキドキしていて、お茶の味なんて分からなかった。
が何も言わずミルクティーを飲んでいるので、竜平も自分用に淹れてきたブラックコーヒーを飲み始める。
二人の間にしばらく沈黙が流れ、は針の筵に座らされているような気分を味わっていた。
「で?」
「えっ? 何?」
「俺がいない間何してたの?」
「何って…な、何にもしてないよっ!?」
冷静を装おうとするが声が裏返ってしまい、ますます怪しまれる要因を作ってしまう。
「ウソつくなよ。お前今ベッドの下に何か投げただろ」
そう言いながら竜平は、が物を投げたと思われる辺りをゴソゴソと漁る。
「や…ちょっと止めて! 何にもしてないってば!!」
「慌てるトコが怪しいんだよ!!」
は必死になって竜平を止めたが、竜平の手はベッドの下に放り投げた雑誌を引き摺りだしていた。
「あっ…」
「………見た?」
竜平の問いには答えなかったが、雑誌の内容を思い出し、一瞬にして顔が真っ赤になってしまったのでバレバレだった。
「まぁ…俺も男だし、こういうの読んでるから」
「うん…分かってるよ」
「は…」
そこまで言って竜平は黙ってしまうが、しばらく考えた後意を決したように口を開いた。
「はこういう事、興味あるのかよ」
「え…私は…」
は正直に言おうかどうか迷ったが、このまま気まずくなるのが一番嫌だったので、正直に答える事にした。
「そりゃ私だって…興味、あるよ」
小さな声で、頬を赤く染めながらは言った。
「じゃあさ…しようぜ」
二人の間の距離を詰めてきた竜平に、は一瞬身構えてしまう。
「…イヤ。竜平、ホントに私の事好きなの? エッチしたら、もう飽きちゃって私の事捨てるんじゃないの!?」
「バカ!!」
竜平は物凄く悲しそうな顔をした後、の体をギュッと抱き締めた。
「なぁ、俺ってそんなに信用ねーかよ」
「……」
「今まで散々女遊びしてたから、信じて貰えないかもしれないけど、俺、こんなに本気で誰かにホレたのが初めてなんだぜ?
でも、今までがアレだったし、の事大事にしたいから、ずっと我慢してたんだよ」
「竜平…」
「……ごめん」
竜平はから体を離すと、俯いたまま黙ってしまった。
そんな竜平を見ていて、は胸がキュッと苦しくなる。
今度はの方から、離れてしまった二人の間の距離を詰めて、竜平の肩に自分の頭をぴとっとくっつける。
「竜平…ごめんね。私、竜平の事ちょっと疑ってた。でも、今竜平が言った事全部ホントの事だって分かった。すごく嬉しい…」
「…」
「私も…竜平の事、本気で好きだからね。捨てたりしちゃ…イヤだよ?」
「捨てるワケねーだろ…」
竜平は自分の肩に寄りかかっているの頭を優しく撫でた。
「竜平…エッチ、してもいいよ」
「…ムリすんなよ」
「ムリしてないよ。竜平の気持ちが分かって、してもいいって思ったから。でも…」
「でも?」
「私、こういうの初めてだから、お手柔らかにね?」
「分かった…」
竜平は顔を上げ、今まで見せた事のない優しい表情になると、にそっと口付けた。
「なぁ、口開いて?」
の不安を和らげる為に何度か触れるだけのキスを繰り返した後、竜平はの耳元で囁いた。
が恥ずかしそうに口を少し開くと、竜平はもう一度口付けて、今度は僅かに開かれたそこから口内に舌を入れる。
口内を舌で弄られる感触に慣れていないからか、引いてしまうの頭をしっかりと押さえつけ、
内頬や歯の裏側までも丹念に愛撫した。
「ふぅ…」
唇を離すと二人の唇が唾液の糸で繋がっていたので、竜平はそれを指でそっと拭う。
は竜平が唇を離した後もボーッとどこか一点を見つめており、その瞳は潤んでいた。
「おいおい、ディープキスくらいでそんなんなってたら、この先もたねーぞ?」
「だってぇ…何か頭の中が真っ白になっちゃって…」
「しょうがねぇな」
竜平はの額に軽くキスをすると、の胸元に手を伸ばした。
竜平の手の平が胸に触れた途端、は体を固くしてしまう。
「あんまし緊張すんなよ、な?」
「うん…」
そのまま竜平がゆっくり優しく胸を撫でていると、の息遣いは少しずつ荒くなっていった。
「のおっぱい、柔らかいなv」
「バカ…」
そう言いつつも、竜平がの胸に触れる度に、の息はどんどん荒くなっていった。
竜平は一旦胸から手を離し、の上着を捲り上げる。
が身に付けていたのは薄いピンク色のブラジャーだった。
「可愛いブラしてんじゃん」
指で2、3度軽く胸を突付くと、背中に手を回しホックを外す。
そしてブラジャーをずらしての胸を露にした。
胸を見られて、は恥ずかしそうに竜平から目を逸らす。
「もう乳首勃ってんじゃん」
「あっ…あぁ…」
竜平が胸の突起に舌を這わせると、は声を上げてビクッと体を震わせた。
そのまま竜平は舌と手で両方の胸を愛撫し始める。
声を出すのが恥ずかしいのか、は口に手を当てて声が漏れないようにしていた。
舌で弾かれるように突起を愛撫されるのが特に感じるのか、そうされた時のは何度も仰け反りながら竜平の愛撫に反応していた。
「あ、ワリィ。ちょっと待ってて」
竜平は立ち上がると、ジーパンを脱ぎ始める。
「ジーパンだし、キツくなってきちゃった」
竜平がジーパンを脱いだ時、黒のビキニタイプの下着の前方が膨らんでいるのがチラリと見えて、は思わず下を向いてしまった。
再びの隣に腰を下ろすと、竜平はの右手を握り、その手を自分の股間へと導いた。
「や…」
下着の上からだがペニスを触らされ、の顔が真っ赤になる。
「どう?」
「どうって…」
ペニスがどんな物かイマイチ想像つかないだったが、竜平のソコは思っていたよりも大きく感じた。
「おっきいと思う…」
「俺のおっきい? 何か嬉しいな〜v んじゃ、今度は直接触ってみろよ」
竜平はの手を握ったまま、その手を下着の中に入れ、にペニスを直に触らせる。
「わ…すごい…」
はどうしていいか分からず、竜平のペニスを握ったまま固まってしまった。
人間の体の一部がこんなにも固くなるなんて信じられなかった。
竜平のペニスはの想像よりも遙かに大きく、固く、そして熱かった。
「、これなぁに?」
ペニスを握ったまま微動だにしないの耳元で竜平が囁く。
「何って…え、そんな…」
「いくら経験ないっつっても、それくらい分かんだろ?」
「意地悪…そんな事言わせないでよ…」
「ヤダ。にエッチな事言わせたいんだもんv な、言ってみ?」
「えと…ア、アソコ…」
「何? アソコって。竜ちゃんバカだからハッキリ言ってくんないと分かんなーい」
ニヤニヤと厭らしい笑みを浮かべながらを見つめる竜平。
「…竜平の………オチ×チ×」
は微かに聞き取れるくらいの小さな声でそう言った。
いつもなら「え? 何? 全然聞こえない」と言って、ハッキリ口にするまで許さない竜平だったが、
が泣きそうになっているのを見て、意地悪するのを止める事にした。
「よく出来ました〜。ごめんな、俺ちょっとサドッ気あるから、こういう意地悪しちゃうんだよ」
「ううん…すごい恥ずかしかったけど、気にしないで…」
竜平に頭を優しく撫でられ、はニッコリと微笑んでみせる。
「、このまま触っててな」
にしっかりペニスを握らせると、竜平は自分の下着から手を出して、その手をのスカートの中に忍び込ませる。
は思わず条件反射で足を固く閉じてしまった。
「足、開いて…」
竜平の一言で我に返り、申し訳程度に足を開く。
竜平は下着の上からの秘部にそっと触れた。
そのまま割れ目をなぞるように何度も指を上下に這わせる。
「ココ、自分で触ったりした事ある?」
「パンツの上からちょっと触った事はあるけど、それ以上は何か怖くて…」
「怖い事なんかないぜ。気持ちいい事はあるけどv」
そう言いながら、クリトリスのある辺りを指でグリグリと弄った。
「んっ! な、何!?」
初めてクリトリスに強い刺激を与えられ、は感じながらも戸惑ってしまう。
「何かソコ…ぁん…何かヘン…」
「ココ? ココがいいの?」
クリトリス周辺を重点的に弄ると、の体は面白いくらいビクビクと跳ねた。
「もっとよくしてやるよ…」
竜平はの下着の中に手を滑り込ませる。
「うわ…何これ、すっげー。もうこんなにトロトロになってる」
の秘部に直接触れ、その濡れ方の凄さに竜平は驚きを隠せなかった。
「って結構スケベなんだな…オマ×コこんなグチョグチョに濡らしちゃって」
竜平に耳元で囁かれ、は体の奥底が熱くなるのを感じた。
「のスケベなトコ、もっとよく見せてもらおっかな」
の体をベッドの上に押し倒すと、ブラジャーと揃いになっているピンク色のパンティーをさっと脱がした。
「あ、ダメ!」
パンティーを脱がされ、は思わずそこをスカートで隠してしまう。
「そんなんじゃ続き出来ねーぞ」
「だってぇ…」
「なぁ、俺にの全部見せて?」
「……うん」
は躊躇いながらもスカートから手を退かした。
竜平は先にの上着を全部脱がせ、最後にスカートを脱がせてを一糸纏わぬ姿にする。
足を開かれ、はギュッと両目を瞑った。
竜平の指が自分の秘部に触れてくるのを感じる。
「へぇ…キレイなピンク色してんじゃん」
割れ目を開かれ中まで見られ、は恥ずかしさでどうにかなってしまいそうだった。
竜平は割れ目を開いたまま、そこに舌を這わせる。
「そんなトコ…舐めたら汚いよぉ…」
「でも、もっと濡らしとかないと辛いのはだぜ?」
「でも…ふぁ…や…ん…」
最初は秘部を舐められる事に抵抗を感じていただったが、今まで味わった事のない快楽が少しずつ体中に広がっていく内に、
すっかり体の力を抜いて竜平に身を委ねていた。
「そろそろいいかな…俺ももう限界かも」
愛液がシーツに染みを作るくらいにたっぷりとの秘部を愛撫した竜平は、体を起こしてシャツと下着を脱ぎ捨て全裸になった。
枕元に隠してあったコンドームの箱から一つ取り出し、ペニスに装着する。
そして、まだクンニの余韻に浸ってボーッとしているの上に覆い被さった。
「竜平…」
「俺、もう我慢出来そうにねーから、そろそろ…」
「うん…」
いざとなるとやはり怖いのか、の顔に不安な気持ちがハッキリと表れる。
竜平はの緊張と恐怖心を取り除く為に、まずはの割れ目にペニスを擦り付けた。
「んっ…」
「今からこれがの中に入るんだぜ」
「……」
「怖い?」
「…ちょっと、怖いかも」
「が辛いようなら止めるから、ちゃんと言えよ?」
「うん、分かった」
「じゃ、いくぜ…」
膣口にペニスの先端を当てがうと、竜平はの体を気遣うように少しずつ腰を押し進めた。
「ん…やぁっ…」
秘部に痛みを感じたが、竜平の首に手を回して必死に堪える。
一瞬だった。
鈍い痛みの後すぐに、ニュニュッと自分の中に竜平が入ってくるのを感じた。
「全部…入ったぜ」
そう言って竜平はの目尻に浮かんでいる涙にそっと口付ける。
は竜平を受け入れて、もういっぱいいっぱいになっているようだった。
「動くぜ…」
竜平がゆっくりと腰を動かし始めると、竜平の首に回されたの手に力が込められる。
初めてでもが達せられるように、クリトリスを親指で弄りながら腰を動かす。
痛みと快楽を同時に味わい、は自分の頭の中がグチャグチャになりそうだった。
「ア…ハァ…アンッ…」
羞恥を感じる余裕もないのか、前戯の時は声を漏らさぬようにしていたの口から嬌声が上がる。
「く…、ちょっと締め過ぎ…」
の肉壁でペニスを締め付けられ、痛みを感じるくらいだったが、少しずつ腰の動きを早めていった。
クリトリスに与える刺激も徐々に強めていく。
「あ、ダメ…いや、いや、いやぁ…」
は縋り付く様に竜平の背中に手を回した。
「あ…あああ…んっ! ダメ! いやぁ!! 止め…止めて…い…や…あああっ! おかしくなっちゃうよぉ! あ…あ…はぁ…ん…んーっ!!!!!」
下半身からとてつもない快楽が一気に駆け上がってくるのを感じ、は絶頂に達した。
「俺も、も…ダメ…はぅ…あぁっ…あぁ〜っ!!」
竜平のペニスに吸い付くようにの膣が急速に窄まり、その余りの気持ち良さから竜平もの後を追うように達したのだった。
「おーい…、大丈夫か?」
後始末を終えた後もまだボーッとしているを、竜平は心配そうな顔で覗き込む。
「あ…うん…何とか…」
「あんなのまだ序の口だぜ?」
「えっ…序の口なんだ…」
「さっきはホントに基本的な事しかしてねーぞ」
「それじゃ応用とかあるんだ」
「当たり前だろー。あれくらいでそんなんなってたら何も出来ねーよ。でも…」
竜平はの頭を抱き寄せて言葉を続けた。
「これから二人でステップアップしてけばいいよな?」
「うん…そうだね」
は頬を少し染めながら、竜平にピッタリと体を寄せる。
「俺がにもっとエッチな事教えてやるよ」
「もう…竜平のエッチ」
が拗ねたような口調で言うと、竜平は突然の体をギュッと抱き締めた。
「竜平?」
「…俺、ホントにの事好きだからな。俺、スケベだし意地悪だけど、の事好きなのはホントにホントだからな。
ちゃんと信じろよ?」
「うん、信じてるよ…私も竜平の事、大好きv」
そのまま二人はしばらくの間、生まれたままの姿で幸せな一時を過ごしたのだった。
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8000HITゲッターの来海京汰様からのリクエスト「笹川が相手の主人公が初めてな夢小説」いかがでしたでしょうか?
ホントは「笹沼の(沼井が)初めて系のSS」か「沼井か笹川が相手の主人公が初めてな夢小説」のどれか、という事で
リクをいただいたのですが、笹沼初エッチ話は同人誌の方で既に書いてしまっていましたし、充が初めての女の子相手に…
というのがちょっと思いつかなかったので笹川夢を書かせていただきました。
処女らしい初々しさを目指してはみたのですが、初々しく書けてるでしょうか?(汗)
何だか竜平が書いてる内に結構優しいキャラになってしまったのですが、本気でホレた相手には優しい一面も見せるって事で…
こんな感じの話で良かったでしょうか…来海さんに気に入っていただけるといいのですが…
来海さん、桐番リクエストどうもありがとうございました!